セブ島旅行。マニラ空港で乗り継ぎ!快適な7時間の過ごし方

ここ数年、1年に1度はビーチリゾートに行くのが恒例になっている。

場所は主に、手軽に行けて物価も安いアジアリゾート。

けっこういいホテルに泊まる。

1日中、ビーチに寝そべって過ごすのだ。

ビーチ以外は、どこにも行かない。

パラソルの影が、1日かけてゆっくり動いていく。

その下で、朝から本を読んだり、ネットサーフィンをする。

お腹が空いたらフルールの盛り合わせを食べて、暑くなったら海に少しだけ浸かる。

それを繰り返しているとやがて日が落ちる。

そうしたらホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びて、ホテルのレストランで軽く夕食。

そのあとはまた、暗くなったビーチやプールサイドで読書をするのだ。

これを毎日やる。至福の日々だ。

 

ただ今年は、しくじった。

予約が遅かったのだ。

ギリギリまで、彼氏の休みが取れるかわからなかった。

ようやく予約ができたのがもう1ヶ月前を切っていた。

 

直行便がある旅先なんて、もうほとんどなかった。

それでも、彼氏は俺に任せとけとばかりに、ネットで乗り継ぎ便の飛行機とホテルを取った。

場所はセブ。

現地到着時間はpm1:30。

ホテルのチェックインの直前に到着するということだ。

ホテルでほとんどの時間を過ごす我々にとって、初日も有意義に使えそうだ。

さすが、カレピは頼りになるなあ、と思い惚れ直す。

 

しかし、転送されたメールをみて、私は目を疑った。

そこには、日本からの所要時間、13時間15分、とあった。

 

13時間。

ネットで調べると、日本からの所要時間で一番13時に近いのはメキシコであった。

我々はメキシコにでもいくのであろうか。

あの、サルサダンスやタコスが有名な、あのメキシコに。

 

いやいや、ホテルはフィリピン、セブ島と書いてある。

もう一度メールを見返してみる。

マニラで7時間乗り継ぎと記載されていた。

なるほどつまり、13時間のうち、7時間、マニラ国際空港で乗り継ぎというわけらしい。

 

我々の旅程はこうだ

 

am1:15 羽田発

am4:50 マニラ着

pm0:10 マニラ発

pm1:30 セブ着

 

マニラと日本は1時間の時差がある。

深夜に羽田を出発し、4時間半飛行機に乗り、明け方マニラに到着。

そこからマニラで7時間待って、昼頃ふたたび飛行機に1時間半ほど。

そしてやっとこさ、セブに到着できるというわけだ。

 

私は彼氏に任せっきりにしておいた自分を呪った。

やつはいつもそうなのだ。

この間も、自信満々で買った棚は1センチ大きくて隙間に入らず、無駄になった。

任せとけ、とばかりに得意げに、ほんの少し間違ったことを堂々と平気でするのだ。

 

おそらく、もう少し乗り継ぎ時間が短い候補もあったであろう。

なのにおそらく、到着時間を見ただけでちょうどいいと感じ、購入ボタンを押してしまったに違いないのだ。

 

まあ仕方ない。

こんな彼氏ともう10年以上も付き合っているのに、懲りずに任せてしまった。

全責任は私にある。

トランジットの、マニラでの7時間も楽しむしかないであろう。

 

マニラ国際空港。

現在の正式名称は、ニノイ・アキノ国際空港というらしい。

 

私たちが使うのはフィリピン航空である。

マニラ空港ではターミナル2というところに発着するらしい。

つまり、マニラ空港ターミナル2で待つことになるらしい。

 

ネットで調べていくと、恐ろしい事実が判明した。

マニラ国際空港は世界一治安が悪いと言われており、しかもターミナル2は中でもお店もなく、環境が劣悪であるということだ。

 

やばい。

 

ターミナル2の、その劣悪な環境でいかに効率よく休憩を取り、セブ島でのバカンスに疲れを残さないか、ということがこの旅ではどうやらとても重要になるようである。

 

彼氏はここで挽回とばかりにまた張り切り、早速、寝袋の購入を検討しだした。

こういうところなのだ。

こういうところが、迂闊に7時間のトランジットのある飛行機を選んでしまうのだ。

今度は購入ボタンの直前でやめさせることができた。

やれやれ、狭い家に無駄なものを増やさずにすんだ。

 

さて、まず一番重要だと思われたのが、マニラまでの飛行機のなかでしっかり眠ることである。

ここで寝ないと明け方、ぼんやりとした頭でマニラに到着するのだ。

そんな状態で噂のマニラ国際空港に到着しようものなら、一瞬で強盗に襲われるであろう。

 

彼氏と私はそれなりに色々と作戦を立てて、準備万端で当日に望んだ。

 

まあ、結果としては、マニラまでの飛行機では全く眠れなかった。

どうして飛行機というのは、深夜に乗ったのに機内食をモリモリ出すのだろうか。

こっちは寝ようとしているというのに、おかまいなしだ。

仕方なくもそもそ食べてなるべく眠ろうと努力したが、結局ほとんど眠れぬまま、マニラについた。

 

4:50 予定通りマニラ空港の到着ロビーに降り立つ

外は薄暗い。

ぼんやりしながら、出発ロビーに向かう。

7時間20分の、トランジットの幕開けである。

 

5:15 マニラ空港の出発ロビーに到着

あれ、意外と全然綺麗だし、人もたくさんいる・・?

危ない感じもあまりない。

なんだか拍子ぬけだ。

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5:30 クリスピークリームドーナツを発見

なんだかお腹が空いてきたので、私だけ、ドーナツとコーヒーを注文。

彼氏は早くも疲れており、食欲旺盛な私に半ば呆れ気味。

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お馴染み、クリスピークリームドーナツ

 

ちなみに、マニラ空港内は確かある程度の金額以上じゃないとクレジットカードが使えないことも多い。(いくらか忘れたけど水とかだけだとNGのはず)

日本の空港である程度、両替していくのがお勧めです。

 

6:00 出発前もギリギリまで仕事をしていた彼氏が先に就寝

っていうか、それで空港行くのもギリギリになってしまってタクシー飛ばしたんだよね。

この男はどこまでも・・・!

というわけで、私はドーナツとコーヒー、本を読んで過ごす。

絶対寝てはいけない時に使えるよう、読まずに取っておいた本。

やっぱり面白かった。

 

 

本業はオタクです。-シュミも楽しむあの人の仕事術 (単行本)

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劇団雌猫さんの、「本業はオタクです。」

7:00 眠くなったので彼氏を起こし、今後は私が就寝

治安が心配だから絶対寝ないでね!と言ったはずなのに、起きたらやっぱり寝てた。

頼りない。

 

8:00 起床

空港内を散策

 

8:30 朝ごはん

Ya Kun Kaya Toastというお店。

調べると、シンガポールのお店っぽい。

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Ya Kun Kaya Toast

トーストを食べるべきだったみたいだが、

あっさりしたものが食べたかったので、私はシーフードヌードルを注文。

それがこちら。

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シーフードヌードル

うーん、どうやら、こちらではシーフード=かまぼこ のようですね。

あっさりした塩系の味付けで、美味しかったけど、大量のかまぼこにより、ボリュームがすごい。

 

9:30 彼氏また睡眠。私は読書の続き

・・・と思ったら、いつの間にか私も眠っていた。

さっき頼りないとか言ってメンゴ

 

11:30 搭乗開始

 

あれっ?!終わり?!ということで、

うん、結果、全然余裕だった。

 

どんなに劣悪なんだろうと思ってたマニラ空港だけど、中は案外綺麗で快適だった。

意外と人もたくさんいたし、スタッフもたくさんいて、治安が悪い感じもあまりなかった。

7時間の乗り継ぎなんて、ぜんぜん大したことなかったですね。

 

以下にあってよかったものまとめておく。

今後また、7時間のトランジットがあれば持っていけるようにね。

(次は直行便を取りたいけどね)

 

①マスク

普通のマスク。眠る時あると安心する

 

②蒸気でホットアイマス

 

めぐりズム蒸気でホットアイマスク 完熟ゆず 12枚入

めぐりズム蒸気でホットアイマスク 完熟ゆず 12枚入

 

 

 

寝る時、少し贅沢な気持ちで幸せに寝られる。

私はゆずの香りが好きです。(いら情)

 

ユニクロウルトラライトダウン

空港内は結構寒い。ずっと着てました。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/409116-31

 

④大きめのストール

小さくたためるが大判のものがお勧め。

首に巻いたり、膝にかけたり、くるまったり便利。

 

⑤眠くならない本など、暇がつぶせるもの

海外の空港は怖い。我々は交代で眠る予定だったため、相手が寝ている間に絶対寝ないための本が必要であった。

まあ、結局2人同時に寝たわけだけど。

 

⑥フィリピンペソ

空港内の売店は、ある程度の金額以上でないと、クレジットカードが使えないことが多かった。(いくらか忘れたけど、数百円程度)

水などは買いたくなると思うので、ある程度は両替して持っていくのがお勧め。

 

⑦携帯などの充電器

充電ができるところはいくつかあったので、充電器さえ持っていれば安心です。

 

 

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空港内の充電スタンド

 

WiFiも使えそうだったけど、今回はルーターを持っていたので我々は使わず。

 

以上、マニラ空港で7時間トランジットレポでした!!

来年はどこに行こうかな〜!