「男っぽいよね」は絶対に褒め言葉ではないので、断固として怒っていくという決意表明

男性から、「男っぽいよね」って言われて、ちゃんと怒らなきゃだめなんだ、って思ったのは、結構最近かもしれないです。

というのも、相手は「サバサバして、付き合いやすいよね」というような意味を持った、褒め言葉で発していることが多いから。

 

要は、女っぽくないから付き合いやすいってことですよね。よく考えたら、女性に対して、どの立場でもの言ってんだって話。いったいなんて、失礼なこと言うんだろ。

 

要は、男から選ばれてる感が嫌なのかもしれない。

女っぽくないから、男の仲間に入れてやる、って感じ?

はーあ、言ってろばーか。

全然対等じゃないよね。

女性が男性に対して、「あなた女っぽいから付き合いやすいね」ってあんまり言わないしね。

 

だけど、そう言われるように振舞ってる自分もいて。それに気づいてしまったとき、けっこう悲しい。

 

わたし、昔から、女であるということは大好きだったはずだ。

生まれ変わっても絶対女に生まれたいって思ってきたし、今も思ってる。

 

なんで女が好きなんだろ。

女同士で、ヒソヒソおしゃべりするの、めっちゃ楽しいからかな。

女の友情ってめんどくさいこともあるけど、その反面、味方になってもらうと百人力で、めちゃくちゃ威力を発揮するじゃない?

そういうの、好きだったりする。

 

そんなに好きなのに。

堂々と女であるって、胸をはれればいいのに。

男に「サバサバして男っぽい」って言われて、褒め言葉だと勘違いする。

ああ、絶対怒らなきゃダメだよね。

セクハラじゃんこんなの。

どこかでやっぱり、後ろめたさを感じているのかな。

女という性の、社会での市民権の得られなさ、感じているのかな。

 

こういう悩みも、まだまだ日本の社会に、女が少ないことが原因かな、とは思ってる。

もっともっと女性が増えて、社会に出てる人の男女比が半々くらいになれば。もう少し意識は変わるんだろうか。

 

男にも女にも、いいところもあれば悪いところもある。

そういうところ認め合って、普通に共存できるようにいつかなるのかな。

 

今はまだまだ、男の仲間に入れてもらう感覚が抜けない女性も、本当の意味で対等だと言える日はいつ来るのだろうか。

 

これから、わたしは「男っぽいよね」と言われたら、

絶対に怒るようにしようと思っている。

いや、女なんですけど。って言うから。